【初心者必見】ドローン練習方法10選!基本操作やテクニックを徹底解説

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ドローンを自由自在に操れるようになるには、まず正しい知識と基本操作をしっかり身につけることが大切です。

とはいえ、初めて練習する方にとっては「何から始めればいいの?」「どこで練習すればいいの?」と迷ってしまうことも多いでしょう。

この記事では、練習を始める前に知っておくべき注意点から、初心者におすすめの基本操作、さらには上達に役立つ練習方法10選まで、わかりやすく解説しています。

これからドローンの操縦技術をしっかり身につけたい方は、ぜひ参考にして、安全かつ楽しくステップアップしていきましょう。

【本記事でわかること】
・ドローンを練習する前に知っておくべきこと
・初心者におすすめのドローンの基本操作
・ドローンの練習手段
・初心者向きのおすすめドローン練習法10選

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ドローンを練習する前に知っておくべきこと8選

ドローンは基本的に誰でも飛ばせるという特徴がありますが、飛行練習する前に知っておくべき決まりがあります。

【ドローン練習前に知っておくこと】
1.離陸・着陸前は必ず周囲をチェック
2.障害物検知センサーの設定を確認
3.通信環境が安定しているかチェック
4.バッテリー残量と電圧を必ず確認
5.操作モード(モード1・モード2)をチェック
6.フライトモードを自分に合った設定にしよう
7.操作可能距離を事前に把握
8.フェイルセーフ機能の設定を見直す

それではここから、1つずつ詳しく解説します。

1.離陸・着陸前は必ず周囲をチェック

ドローンを離陸・着陸させる際は、周囲に人や車、建物がないかを必ず確認しましょう。

特に起動時にはプロペラが高速回転しており、接触すると重大なけがにつながる恐れがあります。

小さな油断が大事故を招くため、練習場所に到着したらまず周囲をよく見渡し、リスクがないかを確認してから飛行を始めることが重要です。

2.障害物検知センサーの設定を確認

ドローンに搭載されている障害物検知センサーの設定を飛行前に確認しましょう。

設定には「迂回」「オフ」「ブレーキ」があり、基本は「迂回」または「ブレーキ」にしておくと安全です。万が一「オフ」にする場合は、周囲に十分注意して操縦する必要があります。

飛行後は必ず安全設定に戻しておくことを習慣にしましょう。

3.通信環境が安定しているかチェック

ドローンはコントローラーからの指示を受信して飛行するため、通信状況が安定していることが不可欠です。

練習前には必ず通信環境をチェックし、電波障害の原因となる携帯基地局や鉄骨建造物の近くは避けましょう。

通信異常による暴走や墜落を未然に防ぐためにも、事前の通信チェックを怠らないようにしてください。

4.バッテリー残量と電圧を必ず確認

ドローンのバッテリー残量と電圧値は飛行前に必ず確認しましょう。

リポバッテリーは「セル」という単位で管理されており、電圧が3.7V以上あるかが目安です。電圧が3.5V以下になると過放電となり、バッテリー寿命を著しく縮めます。

練習前には必ず送信機で電圧と残量をチェックし、安全な飛行に備えましょう。

ドローンのバッテリーに関して、合わせて下記記事をご参照ください。

5.操作モード(モード1・モード2)をチェック

ドローンの操作モードには「モード1」と「モード2」の2種類があります。

日本ではモード1が主流ですが、他人に貸した後や異なる機体を使う際には、操作モードが変わっている場合があります。

モードが違うと操作感覚が大きく変わるため、飛行前に自分に合ったモードであるかを必ず確認し、安定した操縦を心がけましょう。

6.フライトモードを自分に合った設定にしよう

ドローンには飛行スピードや操作感覚が異なる「フライトモード」が搭載されています。

たとえばDJI製ドローンでは「Sモード」「Nモード」「Cモード」があり、初心者には安定した動きが得られるNモードがおすすめです。

練習の際には、まず自分の技量に合ったモードを選び、機体の特性に慣れることが上達への近道です。

7.操作可能距離を事前に把握

ドローンの操作可能距離は機体性能や周囲の環境によって異なります。

機種によりますが、一般的に300m〜1,700mが目安とされています。

遠くまで飛ばしすぎると電波が届かず制御不能に陥る危険があるため、必ず取扱説明書や仕様を確認し、練習中は常に適切な距離を保ちながら飛行させるよう心がけましょう。

8.フェイルセーフ機能の設定を見直す

万が一のトラブルに備え、フェイルセーフ機能の設定を事前に確認しておきましょう。

フェイルセーフ機能には「着陸」「ホバリング」「リターントゥホーム」の3種類があり、飛行環境に応じて適切な設定を選ぶことが重要です。

これにより、通信断絶時にも安全な対応が可能となり、機体や周囲への被害リスクを最小限に抑えることができます。

初心者におすすめのドローンの基本操作

ここでは、初心者におすすめのドローンの基本操作を分かりやすく紹介します。

【初心者におすすめのドローン基本操作】
1.始動方法:モーターを安全に始動させよう
2.上昇方法:ゆっくりスムーズに上昇しよう
3.下降方法:急激な下降は避けよう
4.着陸方法:確実に地面へ降ろそう
5.左右回転方法:方向転換をマスターしよう
6.前後左右移動方法:スティック操作で自由に動かそう

それではここから、1つずつ詳しく解説します。

1.始動方法:モーターを安全に始動させよう

ドローンを始動させるには、左右のスティックを「8の字」または「逆8の字」に動かします。

プロペラが回転を始めたら、モーターの始動完了です。

飛行中にこの操作をするとモーターが停止して機体が落下するため、必ず地上でのみ行いましょう。

安全確認をしてから、始動操作に移ることが大切です。

2.上昇方法:ゆっくりスムーズに上昇しよう

上昇操作は、モード1なら右スティック、モード2なら左スティックを上に倒して行います。

スティックを一気に倒すと急上昇して不安定になるため、ゆっくりと少しずつスティックを押し上げましょう。

慎重な上昇は、安定した離陸の第一歩です。

3.下降方法:急激な下降は避けよう

下降操作も、モード1では右スティック、モード2では左スティックを下に倒して行います。

急激な下降は機体を傷めたり、周囲に危険を及ぼしたりする可能性があるため、スティックはゆっくりと優しく動かすことを心がけましょう。

焦らず丁寧な操作を意識することが大切です。

4.着陸方法:確実に地面へ降ろそう

着陸時は、モード1では右スティック、モード2では左スティックをゆっくりと下へ傾けます。

機体が地面に着いたあとも、スティックを下に倒し続けることで、プロペラの回転が停止します。

機種によっては自動停止しないものもあるため、確実にプロペラが止まったことを確認してからスティックを戻しましょう。

5.左右回転方法:方向転換をマスターしよう

ドローンを左右に回転させる操作は、モード1、モード2どちらでも左スティックを使用します。

スティックを右に倒すと右向きに、左に倒すと左向きに機体が回転します。

方向を変えるときに必須となる操作なので、練習してスムーズにできるようにしておきましょう。

6.前後左右移動方法:スティック操作で自由に動かそう

前後左右への移動操作は、モードによって異なります。

モード1では右スティック、モード2では左スティックで前後左右に動かします。

前後移動の場合はスティックを上下に、左右移動の場合はスティックを左右に倒しましょう。

移動は加減が重要なため、強く倒しすぎず、少しずつ傾けてスムーズな操作を目指しましょう。

ドローンにはどのような練習手段がある?

ここでは、ドローンの練習手段について以下3つを詳しく紹介します。

【ドローンの練習手段】
1.自宅で練習する:気軽にスキルアップ
2.スクールで練習する:専門的に学びたい方に
3.アプリ・シミュレーターで練習する:コストを抑えて本格練習

それではここから、1つずつ詳しく解説します。

1.自宅で練習する:気軽にスキルアップ

屋内であれば、特別な許可なしにドローンを飛ばすことが可能です。

自宅での練習には、軽量な「トイドローン」の使用がおすすめです。

トイドローンは、1万円前後でおもちゃ店やネット通販、ラジコンショップなどから購入できます。

ただし、バッテリーを装着したときに総重量が100gを超える機体は航空法の対象となり、飛行許可が必要になるので注意しましょう。

2.スクールで練習する:専門的に学びたい方に

より短期間で効率よく上達したい場合は、ドローンスクールでの練習がおすすめです。

スクールでは、専門のインストラクターから正しい操縦方法や安全知識を基礎から学ぶことができ、わからない点もすぐに質問できます。

ただし、受講には費用がかかるため、予算やスケジュールをしっかり確認した上で、自分に合ったプランを選びましょう。

3.アプリ・シミュレーターで練習する:コストを抑えて本格練習

パソコンやスマートフォンを使えば、アプリやシミュレーターでドローン練習が可能です。

初心者だけでなく、スキルアップを目指す経験者にも適した手段です。シミュレーターを使うメリットは、以下の通りです。

・時間制限なく練習できる
・機体の破損リスクがない
・さまざまな機体の操作感を体験できる
・多様なコースに挑戦できる

無料で使えるアプリや、トライアル版が用意されているソフトも多いため、まずは自分に合うものを試してみるとよいでしょう。

操作に不安がある場合は、YouTubeなどの動画解説を参考にするのもおすすめです。

初心者でもできるおすすめのドローン練習方法10選

ここでは、初心者でもできるおすすめのドローン練習法10選を紹介します。

【初心者におすすめのドローン練習法】
1.離陸・着陸の練習
2.ホバリングの練習
3.左右移動の練習
4.前後移動の練習
5. 斜め移動の練習
6.四角移動の練習
7.円移動の練習
8.8の字飛行の練習
9.四方向ホバリングの練習
10.高度制御の練習

それではここから、1つずつ詳しく解説します。

1.離陸・着陸の練習

安全な飛行のために、まずは離陸と着陸を確実にできるようになりましょう。手順は以下の通りです。

1.スティックを「8の字」または「逆8の字」に動かしてモーターを始動する
2.右スティックを上に倒して離陸させる
3.右スティックを下に倒して着陸させる
4.プロペラが完全に停止するまで、スティックを下に倒し続ける

離陸は勢いよく、着陸はできるだけゆっくり行うことがポイントです。

2.ホバリングの練習

ドローンを一定の位置で安定させるホバリングの練習方法は以下です。

1.ドローンを目線の高さまで上昇させる
2.その場で静止させる
3.1分以上ホバリングを維持する
4.ゆっくり着陸する

ホバリングは単純に見えて難易度が高い操作です。焦らず、繰り返し練習しましょう。

3.左右移動の練習

左右に移動する感覚を身につける練習方法は以下です。

1.ドローンをホバリングさせる(目線の高さ)
2.左へ、右へと交互に移動させる
3.元の離陸地点まで戻す
4.ゆっくり着陸する

急激なスティック操作は機体を不安定にするため、動きはゆっくり丁寧に行いましょう。

4.前後移動の練習

前進・後退を正確に行うための練習方法です。

1.ドローンをホバリングさせる(目線の高さ)
2.前方、後方へ交互に移動させる
3.離陸地点に戻す
4.ゆっくり着陸する

最初は機体がふらつきやすいため、スティックの操作量を小さくすることを意識しましょう。

5. 斜め移動の練習

複合的なスティック操作を習得するためにおすすめの練習です。

1.地面に四角形状の目印を設置する(中心が離陸地点)
2.ドローンをホバリングさせる
3.右手前の目印へ移動する
4.前進しながら左方向へ移動し、左奥の目印へ到達する
5.後進しながら右方向へ戻る
6.左手前・右奥のパターンも同様に繰り返す
7.離陸地点に戻り、着陸する

中心にも目印を置くと、位置感覚がつかみやすくなります。

6.四角移動の練習

正確な方向転換と直線移動を身につける練習です。

1.四角形に目印を設置(中心が離陸地点)
2.ドローンをホバリングさせる
3.左手前、左奥、右奥、右手前と順番に移動する
4.離陸地点に戻る
5.ゆっくり着陸する

三角コーンやテープを活用するとより練習しやすくなります。時計回り・反時計回りの両方を練習しましょう。

7.円移動の練習

ドローンを滑らかに動かす技術を磨くための練習です。

1.四角形に目印を設置(中心が離陸地点)
2.ドローンをホバリングさせる
3.円を描くように周回する(2周ほど)
4.ゆっくり着陸する

この技術は、空撮で滑らかな360度映像を撮影する際にも役立ちます。慣れたら逆回転にも挑戦してみましょう。

8.8の字飛行の練習

複数の操作を組み合わせる高度な練習です。

1.ドローンをホバリングさせる
2.進行方向に機体を向けながら「8の字」を描くように移動する
3.離陸地点まで戻る
4.ゆっくり着陸する

8の字飛行は、バランスよくスティックを操作する必要があるため、中心を意識しながら丁寧に練習しましょう。

9.四方向ホバリングの練習

どの方向でも安定したホバリングができるようになるための練習です。

1.ドローンをホバリングさせる(目線の高さ)
2.正面を向いたまま1分間ホバリングする
3.右向きで1分間ホバリングする
4.後ろ向きで1分間ホバリングする
5.左向きで1分間ホバリングする
6.離陸地点に戻す
7.ゆっくり着陸する

この練習を繰り返すことで、どの向きでも安定した操作ができるようになります。根気よく取り組みましょう。

10.高度制御の練習

ドローンを自由自在に操縦するためには、単なる移動だけでなく「高さ」を正確にコントロールする技術も必要です。

高度制御の練習方法は以下のとおりです。

1.ドローンを目線の高さまでホバリングさせる
2.2メートル程度上昇させて静止する
3.再び目線の高さまで下降して静止する
4.今度は3メートルまで上昇し、一定時間ホバリング
5.再び着陸地点までゆっくり下降する
6.ゆっくり着陸する

ここでは、上昇・下降を滑らかに行うことを意識しましょう。

まとめ

ドローンを安全に練習するためには、事前にルールや基本操作をしっかり理解することが重要です。

飛行前には「周囲の安全確認」「障害物センサーの設定」「通信状況」「バッテリー管理」など8つのポイントを必ずチェックしましょう。

基本操作では、始動・上昇・下降・着陸・左右回転・前後左右移動の6つをマスターすることが基礎固めになります。

練習手段には、自宅でのトイドローン練習、スクールでの本格指導、アプリ・シミュレーターを活用した自習などがあります。

さらに、初心者におすすめの練習方法として、離陸・着陸からホバリング、斜め移動、円移動、8の字飛行、高度制御まで10種類のステップアップ練習をこなすことで、確実に操縦技術が向上します。

基礎を大切に、焦らずじっくり練習を積み重ねましょう。

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